18年ぶりの復活を果たしたNHKの【新プロジェクトX】が、2024年4月6日(土)にスタートしました。
この新シリーズでも、主題歌は前シリーズ同様、中島みゆきさんが担当し、「新・地上の星」という楽曲が使われています。
みなさん、この主題歌を聞いて、懐かしいと感じられたのではないでしょうか。
中島みゆきさんは、1975年にデビューしてから40年以上、名曲「糸」「時代」「ファイト!」などを生み出し、誰もが一度は耳にしたことがある歌姫として知られています。彼女の歌声と詩世界は時代を超えて愛され続けています。
メディアへの登場が少なく、謎が多いとされている中島みゆきさん。結婚や引退、病気、現在の活動など、彼女の素顔に迫り、歌姫の秘められた物語を探っていきましょう。
中島みゆき、結婚と夫にまつわる噂の真相
中島みゆきは結婚している?
「中島みゆき 結婚」を検索すると、「中島みゆき 結婚 歌詞」がトップに表示されますが、実際には中島みゆきさんは結婚していないようです。
彼女のプライベートに関する情報は限られており、過去には恋愛や結婚の噂がありましたが、公には発表されていないようです。
そのため、彼女の恋愛状況や結婚については真相がわかりません。
過去には松山千春との交際の噂も
フジテレビ系列の「さんまのまんま30周年秋スペシャル」に登場した松山千春。
この番組で、彼は明石家さんまとの長い付き合いや、かつての人気音楽番組「ザ・ベストテン」に出演した際の思い出などを、いつも以上に詳しく語ってくれました。
1985年には一般女性と結婚し、その頃は松山千春との交際の噂がありました。
彼らは北海道出身であり、そのような共通点もあって、週刊誌などで「二人は付き合っている」という報道もありました。しかし、その真相はわかりません。
現在も松山千春は中島みゆきを尊敬し、先輩シンガーとして敬意を払っています。
二人はお互いに才能を持ち、互いに魅力を感じ合うことがあったかもしれませんが、松山千春は一般女性と結婚し、一方で中島みゆきは今も独身を楽しんでいます。
同じ時代を生きた二人は、お互いの音楽の道を尊重し合う良き友人になったのかもしれません。
中島みゆきの偽?夫の真相
中島みゆきの私生活があまり知られていないことから、2008年に詐欺事件が発生しました。
大阪で、中島みゆきの夫を名乗って不動産会社に近づき、商談の交通費名目で現金を騙し取った容疑で男性が逮捕されました。
この容疑者は中島みゆきの夫を偽っており、2005年から2008年にかけて、近畿地方で同様の手口で計22件で約20万円をだまし取っていたと報じられています。
ただ、これは勝手に名乗り出た偽夫だったことがわかっています。
中島みゆきはもう引退した?
結論から言うと、引退はされていません。
2020年1月12日にスタートした「中島みゆき ラスト・ツアー『結果オーライ』」は、新型コロナウイルスの影響で2月からのツアーが中止になり、8月の振替公演もキャンセルされました。
通常、彼女は3年先までの活動計画を立てるタイプですが、今後の音楽活動について具体的な計画がない状態であることが異例中の異例でした。
このことから、彼女の関係者は「ひょっとしたら、このまま引退の可能性も?」と不安を感じていたと報じられ、ネット上で「中島みゆき引退説」が話題になりました。
しかし、彼女自身は引退を表明しておらず、その間も創作活動などを続けられています。
中島みゆきは病気?
中島みゆきさんの病気説は、根拠がないようです。
近隣住民の目撃情報によると、彼女の日常生活には支障がなく、元気な様子が確認されています。
2014年まで同居していた母親が病気療養中であり、その間中島みゆきさんは介護を行っていました。
母親は2014年に亡くなりましたが、中島みゆきさんの体調には問題がないと考えられています。
中島みゆきさんと母親は非常に仲が良く、母親は彼女の一番の理解者であり、味方であったとされています。
中島みゆきの現在
中島みゆきコンサートツアー
中島みゆきさんは2024年1月19日(金)~5月31日(金)の期間
中島みゆきコンサート「歌会 VOL.1」のツアーを16公演も開催しています。
今日はフェスティバルホールで中島みゆき コンサート「歌会 VOL.1」でした。
— よしおxxx (@345_max) April 11, 2024
生でその歌声が聴けた幸せ。感動で震えた。#中島みゆき #歌会 pic.twitter.com/dFmAgPcY5w
中島みゆきコンサート 歌会VOL.1
— yumekui2020 (@yumekui1964) April 11, 2024
チケット到着🎸
紙チケット良き🎵#中島みゆき#歌会 pic.twitter.com/HmTAyARIN5
中島みゆき リリース
2023年9月13日
岡田麿里監督最新作『アリスとテレスのまぼろし工場』の主題歌シングル『心音(しんおん)』発売
中島みゆき サブスク配信解禁
2023年9月、「早くサブスクを!」の声に応えて「心音(しんおん)」、カップリングの「有謬(うびゅう)の者共(ものども)」、人気ドラマ『PICU小児集中治療室』主題歌「俱(とも)に」の3曲がサブスク配信スタートしました。
中島みゆき TV放送
2023年にはNHK SONGS「中島みゆきの主題歌ヒストリー」特集がありました。
本放送 NHK総合
3月28日(木)午後10:30~午後11:14
2024年、NHKで3月28日(木)に放送されたNHK MUSIC SPECIAL「中島みゆき特集」が大変好評でしたので、再放送が決定しました!
再放送 NHK総合
4月13日(土)午前8:15 ~ 午前8:59
中島みゆきのプロフィール 生い立ちからデビューまでと受賞歴
北海道札幌市で生まれ、幼少期を岩内と帯広で過ごした中島みゆきは、学生時代から音楽活動に情熱を注ぎました。
小中学校時代は内気で引きこもり気味でしたが、高校に入学して音楽に興味を持ち始めました。札幌の藤女子大学文学部国文科に進学後、本格的に音楽活動を始め、数々のコンテストで優勝し、その実績から「コンテスト荒らし」と呼ばれるほどの活躍を見せました。
帯広柏葉高校を卒業後、藤女子大学文学部国文学科に進学した彼女は、高校3年の文化祭でオリジナル曲「鶫の唄」(つぐみのうた)を初披露し、その才能を開花させます。
大学時代は放送研究会に所属し、ローカルラジオ局でアルバイトをしながら、フォークソングコンテストに積極的に出場。「コンテスト荒らし」と呼ばれるほどの実績を残しました。
大学卒業後は帯広に戻り、家業を手伝いながら音楽活動を継続。 地元で多くのファンを獲得し、100曲以上のオリジナル曲を制作するなど、着実に力をつけていきました。
そして、その才能はついに開花し、1975年5月、財団法人ヤマハ音楽振興会の主催による『第9回ポピュラーソング・コンテスト』に「傷ついた翼」が入賞し、9月には「アザミ嬢のララバイ」でキャニオン・レコードからレコードデビューを果たすのです。
台東区が令和5年度被顕彰者として紹介していたサイトでの中島みゆきさんのプロフィールです
中島みゆき…シンガーソングライター
引用:台東区公式サイト
1975年、「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。
同年、「時代」で世界歌謡祭グランプリを受賞。
1976年、アルバム「私の声が聞こえますか」をリリース。
現在までにオリジナル・アルバム44作品、シングル48作品をリリース。
1977年、「わかれうた」でシングルチャート1位を獲得。
以降、1970年代、80年代、90年代、2000年代と4つの世代(decade)でシングルチャート1位獲得。これは、女性アーティストでは、中島みゆき、ただ一人である。
アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティ、TV・映画、舞台のテーマソング、楽曲提供、小説・詩集・エッセイなどの執筆と、幅広く活動している。
≪主な受賞歴 等≫
1998年文化庁第22期国語審議会委員
2006年芸術選奨文部科学大臣賞
2009 年紫綬褒章
中島みゆきの父親は医者?
中島みゆきは、父・母・弟の4人家族で育ちました。
幼いみゆきさんはご両親を『お父さま、お母さま』と呼んでいたそうです。
父・眞一郎さんは北海道帝国大学医学部出身の産婦人科医で、中島産婦人科院長を務めていました。
しかし、デビュー直前の1975年9月、父親は51歳という若さで脳溢血で倒れ、意識を失ってしまいます。
中島みゆきさんは昏睡状態の父親のもと、同年10月に開催された「第10回ヤマハpopularコンテストつま恋本選回」に出場し「時代」を歌い、グランプリを受賞します。さらに「第6回世界歌謡祭」でもグランプリに輝きました。
これらの快挙は、父親への想いが込められた楽曲に「音楽の力」があったからこそ成し遂げられたと言えるでしょう。
1976年1月、意識が戻らないまま父親は息を引き取ります。
中島みゆきさんは、後にインタビューで「その時家には10万円もなかったのよ」と語っており、世界歌謡祭でグランプリを受賞した際に渡された賞金の5,000ドル(当時1ドルは305円)は葬儀代に充てられたといいます。
この出来事は、中島みゆきさんの音楽に大きな影響を与えたことでしょう。 父親の死を乗り越え、彼女はその後も数々の名曲を生み出すシンガーソングライターとして活躍していきます。
中島みゆきの現在/結婚してる?夫/引退 父は医者? まとめ
中島みゆきさんは、72歳になった現在も精力的に創作活動を行っています。
彼女の歌声と詩世界は、時代を超えて愛され続けており、歌会のコンサートのチケットは入手困難なプラチナチケットとなっています。【時代が「中島みゆきの歌」を求めている】というキャッチフレーズはその通りで、一度は中島みゆきさんのコンサートを見てみたいという方が多いようです。
今後も彼女の歌声と詩世界は、多くの人々に感動を与え続けることでしょう。