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ナイル川どこからどこまで?長さやどこの国/ナイル川クルーズどこからの景色が一番綺麗?

ナイル川は、世界で最も長い川の一つで、アフリカ大陸を縦断しています。

ナイル川はスーダンの首都ハルツームで合流し、そこから北に流れてエジプトに入ります。エジプト国内では、ナイル川はエジプトを北に貫流し、首都カイロを通ります。最終的にナイル川はナイルデルタという広大な三角州を形成して地中海に注ぎます。

ナイル川の長い旅は、アフリカの多様な地理と文化をつなぎ、数千年にわたる人類の歴史に大きな影響を与えています。

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ナイル川の全長

ナイル川の全長は約6,650キロメートルです。ビクトリア湖から始まり、地中海に至るまで、アフリカ大陸のさまざまな国と地域を経由します。

日本で言うと、直線距離で北海道の最北端稚内から~沖縄本島~もう一度稚内まで戻って~次は福岡。これぐらいで6650kmほどあります。

こちらはナイル川を宇宙から撮った夜の写真。見事にナイル川流域で都市が栄えているのがわかりますね。

ナイル川はその流域に住む多くの人々にとって、農業、生活用水、交通手段など多岐にわたる重要な資源を提供しています。また、古代エジプト文明を含む多くの歴史的な文化と密接に関連しています。

ナイル川は主に2つの主要な支流から成り立っています。ホワイトナイルとブルーナイルです。

ナイル川の源流と流路 地図

  1. ホワイトナイル
  • 源流:ホワイトナイルの源流はビクトリア湖(ウガンダ、ケニア、タンザニアにまたがる湖)です。ビクトリア湖自体は、ルワンダの近くの山地に発するカゲラ川など複数の小さな川から水を集めています。
  • 流路:ビクトリア湖から出たホワイトナイルは、ウガンダを北へ流れ、南スーダンに入ります。
  1. ブルーナイル
  • 源流:ブルーナイルの源流はエチオピアのタナ湖です。
  • 流路:タナ湖から出たブルーナイルは、エチオピアの高地を通り、スーダンに入ります。
  1. 合流
  • 地点:ホワイトナイルとブルーナイルはスーダンの首都ハルツームで合流します。

こちらの動画がわかりやすいので添付しますね(英語がわからなくても大丈夫です)。

ナイル川をどこから見れば一番良い景色が見れる?

ナイル川はアフリカ大陸で最も長い河川の一つで、エジプトを流れて地中海に注ぐ美しい川です。その壮麗な景色を楽しむためには、いくつかのおすすめスポットがあります。

ナイル川クルーズ

ナイル川クルーズは、ルクソールからアスワンまでの船旅で、古代エジプトの遺跡や美しい風景を堪能できます。船上から眺めるナイル川は、緑豊かな両岸の風景や美しい夕日が広がり、心に残る体験となるでしょう。

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カイロのナイル川沿い遊歩道

カイロにはナイル川沿いの遊歩道があり、川の美しい景色を楽しむことができます。特に夕方や夜には、ライトアップされたカイロタワーが川面に映り、ロマンティックな雰囲気を演出しています。

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ギザからの眺め

ギザのピラミッドからは、古代エジプトの遺跡とナイル川の美しい景色を一望できます。特に朝日や夕日の時間帯には、ギザの高台から見るナイル川が一段と美しく輝きます。

シャムバット橋

ナイル川の美しい景色を楽しむのに最適な場所の一つは、スーダンの首都ハルツームにあるシャムバット橋です。この場所からはホワイトナイルとブルーナイルの合流点が見えるため、特に印象的な風景が広がります。

シャムバット橋(Shambat Bridge)は、ホワイトナイルとブルーナイルの合流地点の近くに位置しており、ナイル川の壮大な景観を一望できます。スーダンの首都、ハルツームにあるこの橋からは、ナイル川の雄大な流れと、川沿いの緑豊かな風景を楽しむことができます。

ハルツームへのアクセス

ハルツームにアクセスする方法は以下の通りです:

  1. 航空機
  • ハルツーム国際空港(Khartoum International Airport)を利用します。主要な国際空港から直行便があり、エジプト航空、エミレーツ航空、ターキッシュエアラインズなどが運航しています。
  • 空港から市内中心部へはタクシーやホテルの送迎サービスを利用することが一般的です。空港から市内中心部までは約5〜10キロメートルの距離で、タクシーで約20〜30分です。

シャムバット橋への行き方

  1. タクシー
  • ハルツーム市内のどこからでもタクシーを利用することができます。タクシーの運転手に「シャムバット橋(Shambat Bridge)」と伝えると良いでしょう。
  • ハルツーム市内から橋まではタクシーで約20〜30分の距離です。
  1. 公共交通機関
  • ハルツームにはバスやミニバスなどの公共交通機関がありますが、観光客にはタクシーの方が安全で便利です。
  • ただし、地元の公共交通機関を利用する場合は、地元の人にアドバイスをもらうと良いでしょう。

見どころと注意点

  • 景観
  • シャムバット橋からは、ホワイトナイルとブルーナイルが合流するポイントが一望でき、特に夕暮れ時の景色が素晴らしいです。
  • 川沿いの緑地や都市の風景も楽しめます。
  • 観光の際の注意点
  • 日中の気温が高くなることがあるため、帽子や日焼け止め、水分補給を忘れずに行いましょう。
  • ハルツームは比較的安全ですが、観光客として基本的な安全対策を守ることが重要です。例えば、貴重品を見せびらかさない、人通りの少ない場所には行かない、などです。

ハルツームのシャムバット橋からナイル川を眺める体験は、特に川の合流点というユニークな景観を楽しむことができるため、ナイル川の雄大さを実感するのに最適な場所の一つです。素晴らしい景色を楽しみながら、ナイル川の壮大な自然を堪能してください。

戦争により破壊され、再建築中

この橋は今、スーダン西部とハルツーム北部、そしてRSF(迅速支援部隊)支配地域を結ぶ、彼らにとって唯一の補給路です。まさに命綱と言っても過言ではありませんね。スーダンの地理的な要衝として、ここはとても重要なんです。

その戦略的なシャンバット橋が崩壊しました。この橋は白ナイル川に架かり、ハルツーム・ノースとオムドゥルマンを結んでいます。

目撃者によると、橋の真ん中部分が消失し、残っている部分には損傷した車が見られるとのことです。オンラインに投稿された画像でもその様子が確認できます。

この橋の崩壊について、スーダン国軍と準軍事組織RSF(即応支援部隊)は互いに非難し合っています。国軍は、反乱民兵が橋を破壊したと主張し、RSFは逆に国軍が破壊したと訴えています。

シャンバット橋は以前からRSFの補給ルートとして重要視されており、8月には国軍による空爆と砲撃で既に被害を受けていました。

スーダンの戦争はもうすぐ7ヶ月目に突入し、ますます緊張が高まっています。今後の展開から目が離せませんね。

ナイル川流域の国

ナイル川の流域には以下の国々が含まれます:

  • ウガンダ
  • ケニア
  • タンザニア
  • ルワンダ
  • ブルンジ
  • コンゴ民主共和国
  • 南スーダン
  • エチオピア
  • スーダン
  • エジプト
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